鍼灸院との距離。

来られる方に、まわりで鍼を受けられている方がいるかどうか尋ねる。


ほとんどの方は居ないと言われる。


鍼灸院との距離は遠い。


当処には本当に遠くから来られる方が何名かいらっしゃる。

そういった意味では鍼灸院との距離は関係ない。

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寒い。

寒い。

朝晩特に冷える。


風邪、咳、腰痛、不定愁訴、古傷が再発する方が多い。


寒いと身体は悲鳴を上げやすいようだ。

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鍼灸院に通う回数。

鍼灸院に通う回数は、当然少ないほうがいい。


来られる方にとって、症状の意味が大きければ大きいほど、様々な

治療法を探されるだろうし、鍼灸を受けていれば鍼灸院に足を運ぶだろう。


一つの症状で何度も足を運んで頂いたり、自覚的に症状の変化が感じられない

治療は、まだまだ修行が足りないと云わざるを得ない。

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風が吹く。

風が吹く。


同じような毎日だが、全く同じ次の日は来ない。


風が吹いている。

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勉強会。

勉強会に参加。


教える側の大前提は、生徒に学んでもらうことを一番の喜びと

感じていることだと思う。


教える側に熱意が感じられないと、来ている側も白けてしまう。


そういった意味の勉強には思う存分なった。

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癖。

癖はそれぞれ。


自分の身体を分かるようになってくると、なんだかそういった自分の

癖の傾向のようなものが少しずつ見えてきた。


身体を見つめることで、より深く自分自身と向き合える。

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心持ち。

目の前にある、取り巻く環境は変わらずとも、心持ち一つで一変する。


ついつい過度に悲観的なリアクションをとってしまうが、意外と過ぎてみれば、

大したことなかったり。


大丈夫、何とかなる、の精神は本当に大切である。

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移り行くモノ。

当然のこととして、時間は流れる。


私たちは過去、現在、未来を生きている。

もうこの瞬間にも、過去が生じ、現在を過ぎて未来に移行する。


嘗ての状況や現象を思い出すことは人間だけに許された能力なのだろうか。


以前は確かにそこにあったものが、次の瞬間にはまた別の場所に移動している。


身体も同じ様相のようだ。


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属性。

属性の存在を思う。


ある場や集まりにおいて、誰と話したいのか、誰と一緒に居たいのかと

いったことは一種の属性だと思う。


類は友を呼ぶ、といったことか、こちらに来られる方々とも、少なからず属性の一致を感じる。

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カリスマ、格付け。

人は今までの経験で格付けする。

カリスマとか名人とか天才と言ったりもする。


私の場合、中華料理の一番はあの店、美容院はあの人、

よく行くスーパーのレジならあの人がいいといった具合だ。


生きている中である人の記憶に残る、そういった鍼灸を行いたい。

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言葉の不自由さ。

最近、言葉の不自由さを感じている。


言葉はその人の経験や感性により、受け取り方が違ってくる。


言葉で表現すればするほど、実態からは遠ざかることも。


姿勢で示したいものだ。

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成さねばならぬ。

成さねばならぬ・・・


昔の言葉ですが、まずは何事も目指すとか、祈願するとか希望するといったことが

無ければ成り立たない。


成り立たないと思うようなことも、意外と。

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鼻血。

数年ぶりに鼻血がでた。


鼻が気になって、手をやると、血。

鼻の中でおさまってはいた。


久しぶりに血を見ると、「あぁ生きているんだ」と自分の生を感じた。

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国民医療費と鍼灸。

国民医療費が40兆円を初めて突破したそうだ。

七年連続で過去最高を更新中。


国民のセルフケアの向上と、鍼灸を始めとする、代替医療の発達が

個人的には国民医療費の抑制に繋がるものと思っている。

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身体の感受性と鍼灸。

身体にはそれぞれ感受性が存在する。


学校の美術の時間に、同じ物体を描いたとしても、表現の上手下手は置いておいて、

それぞれにその物体の感じ方があるようなものだ。


その感受性が高ければ高いほど、身体に何が起こっているか理解できる。

比較的体調が崩れやすい、という方は、その感受性の高さゆえ、

さまざまな細かな刺激を人一倍感じ取り、体調を変化させているのではないか。


鍼灸は身体の発する何かを感じ、それを整えていく治療法だ。

身体における感受性の高い人の方が、鍼灸で身体がどう変わったのか、

という効果を感じられる場合が多い。




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口コミ、ネットと鍼と灸。

ネットで鍼灸の出来る場所を探す方も多いと思う。


ネット上では美辞麗句を並べているものの、本当に効果はあるのだろうか。


患者さんが来られた先に、納得いただけるような鍼灸が行われているのだろうか。

口コミも本物かどうか、というものも多く存在する。

 

何軒も回られたが症状が変化しないと、当処に来られる方も多い。

言葉で言う、文字で書くことは簡単である。


問題は、その先の責任を本当に負う気概があるのかどうか。


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鍼と灸と骨盤矯正。

女性に人気の「骨盤矯正」、というものがどういったものかはあまり知らないのだが、

骨盤のゆがみやねじれが体のバランスを壊しているから、それを治すことで、

姿勢や血行が良くなり、元気でいられるというものだろうと思う。

 

当処の鍼と灸も、特に骨盤などの体の部位に特化した治療という訳ではないが、

理屈的には同じである。当処の鍼と灸は身体全体を変化させる。

 

患者さんの中に、定期的に鍼と灸を受ける中で、スタイルが変わった、

体重が減ったという方が何名かおられる。

 

鍼と灸でも、身体が変化する中で、骨盤の矯正が行われるものと考えている。

 

 

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お受験と鍼と灸。

子供さんの身体の悩みは尽きない。


成長と共に様々な機能が変化するし、何か身体に問題が生じれば、

大人なら我慢するような小さな事でも、子供さんの場合はそうはいかない。


大人は字の如くボロボロになるまで我慢する、放置する、

耐える、といったケースが多い。


子供さんの場合は親の目があるから、大人より早期発見である場合が多い気がする。


お受験に関して言えば、頭の使いすぎによる頭痛、座りすぎて腰が痛い、肩が凝る、目の疲れ、

ストレスから生じるやる気の低下などが主な訴えだろうか。


鍼と灸にぴったりの全身の症状と言える。全体を治療し、それぞれの症状が緩和する。

そこまで調子が悪くない子供さんでも、さらに元気が出てくる。

鍼と灸には副作用がないから、安心して受けられる。


子供さんの体調、体力と成績は相関関係にあると感じている。



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