事実は小説より・・・

人生は緩急がある。

自分の人生を振り返っても、同じく。

 

患者さんの話で、ある時期から加速度的に人生が進んだということを伺う。

どうやら当処を訪れたタイミングから、何かが起こったようだ。

 

謙遜でもなく、自分はただ目の前の身体、そして患者さんと向き合うことに一生懸命。

ただ、それだけ。特別なことは何も無い。

その時たまたま、身体の中の何かのスイッチが入るのだろうか。

いや、そもそもその方の人生が先に急展開が決まっていて、ちょうどタイミングが

重なったのか。

 

まあ、どちらでもよいのだが、人生ってそういう風に展開していくんだなと思った。

運命のいたずら、偶然、必然・・・

 

何か特徴的なことが起こると、運命や人生について考えやすい。

しかし、平凡な変わらない日常もまた人生の1ページ。