引き算の中にある答え。

物事には適量がある。


また、あるタイミングで必要とされる所作の方向性は、ある程度決まっている。

それを外すと、間が悪いとか、空気が読めないなどという。


色々と欲張って、過多に陥ってしまっている自分。

情報、モノ、ヒト、興味、食べ物、飲み物、クーラーなど。


鍼灸も、欲張ってはいけない。

来られた方に、一分でもよくなってもらいたいという欲が、過多を生んでしまう。

アレやコレやとやっていくと、趣旨から離れていく場合がある。


引き算が肝要。

無駄なものを省いた、その一点にこそ、身体を動かす可能性が潜んでいる。