世の中で様々な新製品や発明が出回るように、鍼の分野でも製品の質を向上させるべく、研究が行われている。
先日も鍼のメーカーの方がパンフレットを持って来られた。
私個人は鍼の場合は、さほど製品がよくなることを望んでいない。
と言うのは、鍼の開発の方向性が、受け手側に鍼が刺さるときの痛みが少なく、また、鍼が体内に容易に入る、という観点からの進化だからだ。
刺さる時の痛みや体内への刺入技術は、鍼灸師が自らの腕を向上させることで克服、改善できるものと思う。
製品の質の向上により、鍼灸師の腕が上がらないのではないか。また、簡単に鍼を打てることで、鍼治療自体の意味合いが薄くなる気がする。
少しばかり不便や困難なほうが、工夫が生まれるのではないか、と私は考える。
六月の自宅で自分で出来るお灸教室の日程です。
6/10(火) 13:00~ 女性限定
6/14(土) 17:00~
6/24(火) 13:00~ 女性限定
6/28(土) 17:00~
6/29(日) 10:00~
詳しくはHPのお灸教室のご案内
を御覧下さい。
世田谷区 自由が丘の鍼灸
佳還処はり灸
http://www.kakanjyo89.com/
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