小児鍼は関西を中心に広がっていた伝統的治療法です。
一昔前まで、子供さんのはり専門の治療院も多く存在したようです。
夜泣きやかんむし、どこか子供さんの体調が悪いと、祖母や近所のおばさんなどが、
「とりあえず、はりに連れてっといデー」
というような調子で、若いお母さんに指導していたそうです。
地域のつながりが強い関西ならではの治療法だったようです。
今は核家族化により、そういった情報伝達も希薄となり、医療における小児科分野の発達などで小児鍼は衰退してきているようです。
そんな中、当処では伝統的な治療法を行っております。
適応年齢は生後一週間から小学六年生までです。
夜泣き、かんむし、アトピー、ぜんそく、夜尿、食欲不振、偏食、便秘、下痢、アトピー、虚弱体質、発達障害、自閉症、ＡＤＨＤ、原因不明のあらゆる不調、受験勉強の疲れなどに効果が期待出来ます。
また定期的に小児はりを続けることで、体が強くなり、発育を促進させ、様々な症状を引き起こしにくくなります。
当処では子供さんが気持ちよく受けられる小児鍼に力を入れております。
この太いはりを用い、直接皮膚に刺すのではなく、やさしく擦っていきます。
身体を擦る際、はりに中指を添えることで、直接のはりの刺激が生じず、柔らかな感覚を生み出すことが出来ます。
あたかも鳥の羽で撫でられているような、心地佳い感覚となるのです。
子供さん自身が「また、はりに行きたい」と言われる場合も多いようです。
佳還処はり灸 (かかんじょはりきゅう)
澤田明正 （さわたあきまさ）
自由が丘駅南口より徒歩四分
東京都世田谷区奥沢6-34-1内海ビルⅡ(コンテント自由が丘)2階
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